かつて、アトランタ五輪の女子マラソンで銅メダルを手にした有森裕子氏は、ゴール後のインタビューで
自分で自分を褒めたいと思いますという名言を残しました
•その言葉の始まりは…
京都で開催された都道府県対抗女子駅伝
高校生だった有森氏は、補欠選手として参加していました
その開会式で当時、京都陸協の審判員を務めていたフォークシンガーでランナーの高石ともや氏が朗読した詩
有森氏は全文を練習ノートにメモして
今は補欠だから褒めることはできないけど、いつかこれを言える選手になろうと決めたそうです
•正しい自己評価
自己肯定感が低い人は、「おひとりさまでバズってるだけかもしれないし…」という戒めがつきまとっているようです
確かに、独演を続けていくと疲労感だけが残り、間合いを取る余裕すらない行動は空しいだけです
それを知っているから、なかなか自分を褒められない
•インプット→アウトプット
学んで、実践して、自分のものにする
インプット→アウトプット→見直し→定着→新しいことに着手→インプット→アウトプット
この計画性があれば大丈夫です
安心して褒めてください
正しい自己評価は、何かに取り組む時、熱いエネルギーとなってあなたをサポートしてくれます
褒めると叱るは表裏一体
最後に冒頭に書いた高石ともや氏の詩をここに引用させて頂きます
「ようこそ、京都へ来られました
ここまで来るのに一生懸命
頑張ってきた自分も
苦しんだ自分も
喜んだ自分も
全部知っているのはあなた自身だから
ここに来た自分を
人に褒めてもらうんじゃなくて
自分で褒めなさい」